PLYMPUS PEN EE-2のレンズで撮ったデジタル写真 その2のあるもの
そのある物は 動くことは動くが 今では実用的ではない Yashica 8 8mmムービーカメラの中古なのだ
Dマウントのレンズが標準と望遠で付いていて 標準の方はZUNOW 13mm/1.9で 望遠はWalzの38mm/1.9なのだ
ZUNOWといえば 50mm/1.1なんか カメラとセットでとっても高くて有名ですね
DマウントのF1.9レンズは普及品ですから それほどでもないし Walzのは結構安いんじゃないかな
でこのレンズを活かそうと 色々ネット上を駆け巡ったが 使えるのはペンタックスQシリーズのみであると分かった
Dマウントのフランジバックが12.29mm ペンタックスQが9.2mm なのでアダプター経由で付くという事
現状では他のマウントでは マウント面をセンサーの方に入り込ませた形状でないと無理だし
イメージサークルが小さいために 四隅が完全にけられてしまうようだ
なのでそこまで頑張って作っても 需要がないだろうということで アダプターがない
Cマウントアダプターに 何らかの仕掛けを作れば行けるかもだが 操作も困難みたいな感じにしかならないだろう
逆に言えば ペンタのQはDマウントレンズを活かすべき生まれたカメラと 言われても仕方がない
それもセンサーが1/2.3で チョット前のコンデジサイズで 今時のスマホセンサーはもっと大きいのがある
ペンタQも今では1/1.7のセンサーのがあるが Dマウントとの相性は小さな方が良いようだ
35mm換算で約5.5倍になるということで 13mmレンズは71mm相当で 38mmのは209mmだ
ZUNOWのDマウントには 他に6.5mmとかがあって これだと36mmになる
1/1.7だと全体に広角よりの方になる
これらのレンズはみんな結構癖があって どんなんかなと言う興味はあるのですが
これを活かそうとすると ペンタのQが必要ってことになるなー さて・・・
骨董市で買った8mmの映写機に付いてたレンズのために カメラを買う? う〜〜〜ん
決心が付かないと言いながら カメラやアダプターをネット検索してる どうなることやらで 大大大保留中
ペンタQは小さすぎて 眼中に無かったけど 面白いかな・・・どうなのか
PLYMPUS PEN EE-2のレンズで撮ったデジタル写真 その1
パンフォーカスで最遠端が出るように作ったが ヘリコイドアダプターを使って
MマウントからXマウントに変換してるから 若干の遠近のピント合わせの効果も出せる
1枚目は最遠端にして 通常のパンフォーカスで撮ったので 近くの男性は少しボヤける
2枚めは男性にピントを合わせてあるので 遠景がボヤける
だからパンフォーカスに設定したレンズでも 近景に合わせれば 大した差はないけど この程度には遠近感は表現できる
最遠端でピント合わせてる
近くの男性にピント合わせてある
最初からこのヘリコイドアダプターで使うつもりなら 固定絞りでも明るめにしておき ピント調整出来るレンズにするが
このPEN EE-2のレンズは GXRで使うつもりなので 最初からカメラ側がMマウントなので
アダプターでピント調整できないので 最初から絞ってパンフォーカス対応にしておいた
本当は撮る写真からすると 近中景重視で最遠端は解像しない設定でも良いのかもしれないんだけど
本来の姿ではないので まあ近接もそこそこカバーできるので良しとするか 比べなきゃいいんだから
この下の写真で目の位置からして 1.65m位で最遠端でほぼピント来てるように見えるから まあこんなもんかな
OLYMPUS PEN EE-2のレンズを撮り比べ
昨日のOLYMPUS PEN EE-2のレンズはどんなかなと 他の工作レンズと比べてみた
いずれも ジャンクで買ったフィルム・ハーフサイズカメラから 取り出してMマウントに加工したレンズ
そのために傷や曇りなどレンズの状態はバラバラで 自分でやってるので フランジバックの合わせは目視でやって
まあ最遠端にピントが来れば まあいいでしょ的な感じで 工作精度とかはいい加減
なので厳密には比較するべきではないのだけど
自分で加工した現状でどんな感じになるのかを チョット比較して見てみたかったというだけです
前からの工作過程で分かる通り オートカメラだったのは絞り調整とかが出来ないので
固定絞りでパンフォーカスで使うつもりで f11からf16位(感でいい加減)にしてある
絞り変更できるのもf16にして 小絞りボケが出るかもしれないが まあまあ細かなことは抜きにしていこう
他にも絞りf5.6位にして ピント調整出来るのとか フジXマウントに加工した ハーフ用のレンズもあるのだけれど
条件が違ってきちゃうので 今回は止めておいた
もちろんピント合わせなしのパンフォーカス 平均測光で差が無いようにして 撮って出しのJPGである 曇り空
1) OLYMPUS PEN EE-2 - 28mm/F3.5 f16位で固定(感・・・)
2) OLYMPUS PEN S - 30mm/F2.8 絞り変更出来るので f16にセット
3) RICOH AUTO HALF - 25mm/F2.8 変形な絞り羽根なのでf11か16か位で固定(感・・・)
以上のレンズで カメラはFUJI X-Pro2で撮った
遠景から近景までミックス
1)PEN EE-2
2)PEN S
3) AUTO HALF
近景から近中景まで
1)PEN EE-2
2) PEN S
3) AUTO HALF
やっぱり2)のPEN Sは 一眼レフのサブカメラとしても使われたという位で コントラストもあって
ビシッとしてるが そのためか重めで線太い感じに見えるが 隅までしっかり解像してる
景色やスナップには良いかもだが 女性のポートレートには硬すぎるかだが
絞り開放とかにすれば まあ程よい感じになるかな 無理してF2.0位にまでしといてくれると
締りはない代わりに ソフトで曲玉になってたかも
リコーオートハーフはこの中ではワイドな事もあってか 隅が流れる傾向があるようだし コントラストもないな
ペンEE-2のは 解像感やコントラストは同じペンでも 性能アップさせたSに比べて落ちるが
隅まで解像してるし 程よい柔らかさがあって いい感じなのだが ビシッとした解像感が欲しい人には物足りないかも
そりゃパンフォーカス用のレンズで そこまで要求は無理でしょ
でその当時もそう考える人がいて EEで手軽だけど もっとビシッとした写真が写したいという人が多かったのか
EE-S なんてオートでSのレンズを付けたのが有ったのだ 実はそれのジャンクも手に入れたのだ
絞りとSSはオートで ピントはゾーンフォーカスになっているから ピントの精度は上がるが
EE-SとEE-2と比べて 絞りとSSがEEで制御って事は連動してるので フォーカスがオートじゃないって事だけだ
ということはレンズがSと同じだから 結局デジタルにしたらSのレンズと同じってことだな
絞りも固定になっちゃうし PENシリーズで3個も作って要るかって事もあり あんまり意味ないか だな
OLYMPUS PEN EE2 のレンズを再加工
オリンパス・ペン EE2の ジャンクから取り出したレンズを
前に一度作ったが 解像感とかがもう一つだったので 再加工してみた
このレンズは28mm/f3.5で 換算42mm位になる
フルオートのEEカメラのレンズだから PEN Sのに比べると チョット解像感とかは落ちるのかもしれない
レンズ部分をよく見ると なんか一部分が薄曇りっぽい感じもするし 傷もありそう
出来上がってもあまり期待は出来ないが 逆にそれが少し柔らかな感じで 味がある良い雰囲気かもしれない
持ってる前に作ったPEN Sのは 解像感はあるのだが それが逆にカチッとしてて 太い感じがするイメージ
それだから 柔らかめのほうが最近は好きなので チョット期待 カビはだめだけど曇りは良いのだ
元がセレン露出計でオートなカメラなので 絞りは固定にして パンフォーカスで使おうと思う
一度バラして Mマウントにするべく 再加工
絞りはオートなので 当然使えないので パンフォーカス用で固定焦点なので
小絞りボケがあるかもだが F16位にした(元がF22までだけど絞り過ぎかな)
そのままMマウントに付けて合いそうなので 裏面をサンドペーパーで削って
フランジバックを調整し L-Mアダプターに付けた 後玉はマウントより中に入る
出来上がって リコーGXRに付けてみた Mマウントなのでそのまま付く
元のEE2(ネットから拝借)
ぬるい写真
てなことで RICOH GXRには RICOH Auto Halfから取り出した 25/2.8のフィルムハーフサイズレンズ
元のカメラが SSも絞りもピントも自分では変えられない完全オート カメラ任せのもの 換算で37-38mmだ
前に作った ボディーキャップと 何やらの部品と合わせて 組み立てたレンズで Mマウントにしたものだ
フルオートなパンフォーカスで ちょっとあまいけど(大いにか) 同じRICOH同士だ(全然関係ないけど)
レンズの設計上は パンフォーカスでも2.5mあたりを ピントの山が来るようになってるらしい
改造に当たっては 25/2.8のレンズでも 絞り固定しちゃってるから 関係ないしな(f値11位かな)
こんなレンズだから これで現代で言う まっとうな解像感のある写真を 撮ろうという方が間違ってる
でもレンズは3群4枚のテッサータイプで 有名だった富岡光学製造だ
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/ricoh-filmcamera/cameralist/AH_SE2.html
こういうカリカリではない ぬるい写真 デジタルらしくない ぬるい写真
機種は違えど レンズは違えど 鳥居と太陽から後のも ぬるい写真だ 最近の好みだ
古いセンサーということもあって 暗いから余計ノイズがのってフィルムっぽい感じもいい
先日作った YASHICA Electro35 GXから 取り出したファインダー部分を 横に飛び出た部分を切り取り
マットな塗料で塗装した 光学ファインダーとして使ってる
既成品の35mmのファインダーもあるけど せっかくだから40mmレンズに付いてたこれにした
視野枠外してフル見ると ちょうどピッタリの感じになるのだ それに手作り感満載で雰囲気こっちだから
こういう遊びが出来るからこそ スマホでなくてカメラなのだ レンズ交換のカメラの 意味合いがあるのだ
まっとうな写真撮りの方々には 歯牙にもかけられないだろうが これでいいのだ 自己満なのだ
GR-D3を長年使ってた(使ってる)事もあって 設定とかもいいし使いやすいは いいわ
ファインダーは 以前のものから左端の出っ張った部分を切り取り 程々のメカニカルな感じ 35mmから40mmはこっち
光学ビューファインダーもう一丁
探したらレンズ外した Konica S3のジャンクの残骸が出てきたので
調べたら こっちは47mmのレンズなので こっちでファインダーにすれば
ファインダー全面で45mmに近くなるので 性懲りもなくこっちでも作った
今度のカメラはELECTRO 35より大きいので ファインダー周りも全体に大ぶり
それなので 元の写真は採り忘れたのだが 関係ないところをカットしてみた
カット面はアルミの方は つや消しで塗装し 真鍮面はわずかだけど そのまま地金の色を出してみた
接眼部は元のプラの部品を使おうとしたが カメラのボディーカバーがテーパードしていて
素直に付かないので 仕方なくゴムテープで接眼部周囲を囲っておいた
今度のほうが 片側はふさがれてるし かたまり感があって余分なのをカットしたこともあり ファインダーっぽい
こっちは片方からの光が入って見にくかったら 塞ぐことも簡単にできそうだ
そんなこんなで廃品利用の安いファインダーの2個めが出来た
前のより焦点距離が近いレンズが多いので こっちのほうが多用しそうだ
でもなんかゴチャゴチャしていて かっこよさげは前回のかな
ベースになるアクセサリーシューカバーがなくて 取り寄せてるから まだ完成ではないのだが
前回とだいたい同じような感じにはなる予定
正面から見て 左側が長くなるので これはカットしてみた 左のがカットした部分 天板もカット
接眼部のカバーが浮いちゃって付けにくいので ゴムテープで囲っておいた でもテープしたらカバーも付けられそう
そういう事で 接眼部のカバーも付けて 底のゴムも付けた
後はアクセサリーシューカバーが来れば それに付けて出来上がりというわけですが
マトモすぎて あまり面白みがないな